皆さまこんにちは。
いかがお過ごしですか?
本コラムでは、数回にわたって、家賃保証やサブリースのお話をしてまいりましたが、あと少しだけ。
最近、バラエティ番組やドラマの題材として、家賃保証やサブリース契約が取り上げられることが多くありました。
私も、テレビでとても興味深く見ていました。
皆さまのなかにも、ご覧になった方がいらっしゃるかもしれません。
そして…
「サブリースって怖いかも」
「なんだか良い面だけ言われている気がする」
と、不安になられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
先に申し上げると、たしかに詐欺手前のような説明で、あとからお客様が不利になるケースも、ゼロではありません。
✓契約解除が管理会社からしかできない
✓加えて一方的な解約が可能
✓サブリース料の変更が自由
✓保証期間が顧客に不利
など…
落ち着いて聞けば、それこそテレビのように映像とナレーションで分かりやすく説明されれば、リスクが多いと一発で分かるような契約もあります。
ただし!
すべての会社がそうではないことも、また事実。
不安に思うようなケースは、むしろ、テレビで取り上げられるくらい特殊だということも忘れてはいけません。
では、サブリースや家賃保証契約で、本当の安心を得るにはどうしたらいいのでしょうか。
その方法は、大きく分けて二つ。
一つは、信頼できる管理会社(不動産会社)を使うこと。
たとえば購入したのも同じ会社の場合、これまでに様々なコミュニケーションを取ってきたと思います。
また、購入までに様々な相談もしてきたかもしれません。
その過程で、「この会社は信頼できるな」と思ったら、管理もお願いすると良いです。
もしも、購入の時点で「ちょっともうお付き合いは無いな」と思ったら、別の会社を選ぶのがベター。
「とても信頼していたのに契約が決まったとたん豹変した…」というケースも考えられますが、少なくともこれまでの対応で疑問に思う会社は、外しておきましょう。
二つ目は、契約書をよく読むことです。
トラブルになる際、多いのが、異議を申し立てても「ちゃんと契約書に書いてますよ」と言われてしまうパターン。
不動産会社、管理会社もプロですから、「だれがどう見ても法に触れる」というようなことはしません。
不利な条件も、必ず契約書に記載しています。
ただし、契約書をきちんと説明しない場合も、残念ながらあるのです。
雰囲気でサインを急がせたり、ざっくりとした説明で終わったり。
「とにかくサインをすれば大丈夫です」と、笑顔で誘導したり。
そもそも、物件の購入もサブリースも、大きな契約。
それなのに説明を端折ったり急かしたりすること自体、本来あってはならないのです。
契約書をもらったら、ご自身でしっかり読むこと。
自分の理解力に自信がないな…という方は、日を改めてどなたかをお連れしても良いでしょう。
それを拒むような会社は、怪しいですね。
そして、読んだうえで少しでも疑問に残ることがあれば、説明を求めること。
ここでも対応がなあなあになるようでは、その会社との契約はやめた方が良さそうです。
サブリース契約や家賃保証というのは、きちんと活用できれば、不動産投資の大きな味方になるもの。
やみくもに契約するのはキケンですが、逆に警戒しすぎるのも、とてももったいないです。
これから、これらの契約をお考えの方は、今回お伝えした二点をぜひ、大切にしてみてくださいね。
もちろん、弊社でもご相談を承っております。
現在契約中の方も、これからの方も、お気軽にご連絡くださいませ。
それでは、6月も残すところ1週間、張り切ってまいりましょう!